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ノベル、特権ユーザーを管理しログを追跡する新製品

新澤公介(編集部)

2009-07-29 19:13

 ノベルは7月29日、社内システムにおける特権ユーザーを対象にした管理製品「Novell Privileged User Manager 2.2」と、同社の全セキュリティ製品を対象にした統合ログ管理製品「Novell Identity Audit 1.0」の販売を開始した。

 Novell Privileged User Manager 2.2は、社内システムの運用において権限を持つ特権ユーザーに対して、サーバOSやデータベースに格納された情報の閲覧や変更などの不正行為を働かせないよう、アクセス制御や監査を実行するセキュリティ・ソリューション。UnixおよびLinux系サーバOSのシステム管理者が、ほかの管理者と特権ユーザーID(root)のパスワードを共有するのではなく、作業に応じて適切なシステム管理者にのみ必要なアクセス権限のみを委任する。これにより、複数の管理者に必要以上に権限を割り当てることがなくなるとともに、パスワードを共有するということもなくなるとする。

 主な機能には、特権ユーザーの作業履歴を細かく追跡する「イベントログ追跡機能」や、ハイリスクな作業内容を記録し、誰による作業かを詳細に追跡する「監査機能」を備えている。特権ユーザーを管理する機能に絞り込むことで、早急に情報漏えい対策を必要とするユーザー企業に対し、低コスト、短期間での導入が可能という。

 Novell Identity Audit 1.0では、同社のディレクトリ製品「Novell eDirectory」や、アイデンティティ管理製品「Novell Access Manager」などの全セキュリティ製品を対象に、IDの登録や変更、連携、アクセス履歴などのイベントログを検索、レポートできる。ウェブ上で一括管理するため、リアルタイムでイベントの監視や通知ができ、システム運用やトラブル発生時の対応を即座に実施できるという。

 価格は、Novell Privileged User Manager 2.2が1サーバにつき11万2560円(税別)。Novell Identity Audit 1.0が1ユーザーにつき2256円(税別)。ノベルでは今後3年間で、両製品合わせて5億円の売り上げを目指す。

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