人気ソフトウェア「Quicken」や「Quickbooks」のメーカーIntuitが米国時間7月28日、オープンソースコミュニティー「code.intuit.com」がベータを脱したことを発表した。ユーザーはこれにより、6月に発表された「Intuit Partner Platform(IPP)」を経由して情報を共有し、SaaSアプリケーションを強化することができる。
Intuitはブログで次のように述べている。
code.intuit.comは、小規模企業向けのオープンなビジネスエコシステム構築の次なるステップである。Intuit Partner Platformにオープンソースモデルを適用することで、開発者たちは、われわれと協力しながら自らのアプリケーションを強化できるようになる。また、Intuit Partner Platformや小規模企業も、相互連係するウェブアプリケーションや、真のビジネスニーズに応えるSaaSエクスペリエンスによって、大いなるメリットを享受できる。
Intuitはすでに、開発者がいかなる言語で作ったプログラムも自由に好きなクラウドにホスティングし、IPPと連係できる機能である「Federated Applications」を発表している。これを通して開発者は、自らのアプリケーションを、Intuit製品を使う多くの小規模企業に売り込むことができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ