北陸電力とインテック、データセンターの新会社設立:環境配慮を謳う

冨田秀継(編集部) 2009年08月06日 19時26分

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 北陸電力とインテックは8月5日、データセンター事業会社「パワー・アンド・IT」を8月11日に設立すると発表した。2010年度中に「次世代型データセンター」を富山市南部に建設し、2011年4月を目処にデータセンター事業を開始する。

 新会社には、北陸電力グループが保有する技術と、インテックグループのIT分野の技術が結集されることになる。具体的には、北陸電力は無停電対策や電源の信頼性、耐震性、データ伝送などの情報通信技術、インテックはデータセンター運用技術やシステム構築力、ネットワーク構築とその運用技術が強み。これらの技術や知見を活用し、地域の顧客が持つ要望に対して迅速、的確に応えていきたい考えだ。

 2010年度中に建設される「次世代型データセンター」では、非常時にも対応する電源設備、免震・高床構造、24時間常時監視、生体認証による入室管理といった惨事復旧および事業継続に配慮したセキュリティが提供される。また、井戸水や外気を利用した高効率空調、LED照明といった省エネ設備も準備し、環境にも配慮したデータセンターであることを謳っている。

 データセンターの住所は非公開だが、所在地は富山空港や北陸自動車道など交通利便性の高い富山県富山市南部に設置する。敷地面積は約6000平方メートル(予定)、総床面積は約6500平方メートル(予定)。免震構造の地上4階建てで、電源の環境は高圧2系統受電、非常用発電機、UPS(無停電電源装置)。総工費約30億円をかけて建設する。

 パワー・アンド・ITの出資金は3億5000万円。北陸電力が65%、インテックが35%を出資している。現在、北陸電力 経営企画部 副部長を務める大庭正幸氏が社長の任にあたる。

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