編集部からのお知らせ
記事まとめ「サードパーティークッキー問題」公開
記事まとめ読み:GIGAスクール

低コスト・高価値のWeb 2.0戦略10選 - (page 3)

文:Polly Schneider Traylor 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-08-07 08:00

8: 社内ソーシャルネットワーキング

 Hinchcliffe氏は、企業がソーシャルメディアを実験する場合、まず社内から始めるのがいいとしている。1つには、社内で失敗する方が、顧客や影響力の強い人を相手に間違いを犯すよりもいいということがある。もう1つには、従業員はソーシャルメディアを使ってコミュニケーションを取ることを好むようになってきており、今では企業向けのソーシャルネットワーキングツールには、大企業が求めるセキュリティやその他の要件が取り込まれている。Hinchcliffe氏によれば、ウェブベースの社内のブログ、マイクロブログ、マッシュアップ、wikiなどを提供する先導的なアプリケーションには、AtlassianのConfluence、Socialtext、オープンソースのMediaWikiなどがあるという。また同氏は、これらのツールは、(MicrosoftやIBMなどの企業が提供している)従来のコラボレーション製品の何分の1のコストで利用できることが多いと付け加えている。

9: 開発者と財務部門の間のギャップを埋める

 これは、技術の問題ではなく、戦略の問題だとお断りしておく。IT専門家は、他の問題と同様に、新しいアプリケーションやプロジェクトを検討する際には、財布のひもを握っている人たちと緊密に連絡を取るべきだ。それが、「安い」ウェブの世界の話であったとしてもだ。このアドバイスは、英国の開発会社のDan Bridge氏のものだ。「私の観点では、ウェブアプリケーションを過去13年間開発してきた経験上、あらゆる所で私が見た重要な問題は、その会社の財務を握る部門と開発チームのメンバーとの間のコミュニケーションギャップだ。私のアドバイスは、あまりバズワードに意識を捕らわれすぎないようにすべきだというものだ。財務部門と協調し、自分のプロジェクトをビジネスの観点から見るべきだろう」(Bridge氏)

10: 小さく考える

 Web 2.0の美点は、実験に大量の資金や時間を投資する必要がないということだ。小さなプロジェクトには生き残る道があることが多い。実際、今日のレイオフに満ちた世界では、小さいことは大きなことだと考えることもできる。あらゆるソーシャルメディアツールやサイトを調べ、そしてそれらのアイデアを社内や会社の持つサイトで生かすことができるかを考えることだ。英国サウスハンプトンの新技術コンサルタント、Ian Hughes氏は、「私はいつも、Web 2はWeb do(ウェブを実際に使ってみること)だと言っている」と述べている。「何人かに無料でブログをやらせ、セカンドライフでブレーンストーミングをさせ、Deliciousでブックマークを共有させてみるといい。そういったことは、実際に必要のある、ソフトウェアのインストールでは動かされるのではない文化的な変化に対する意欲をテストすることになる」(Hughes氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. 運用管理

    最先端のデータサイエンティストでいるための5つのヒント—AIによる高度化でデータの達人であり続ける

  2. ビジネスアプリケーション

    経理部門 554人に聞いた「新しい経理部門の働き方」 その実現に向けた具体的な行動指針を解説

  3. セキュリティ

    パンデミックに乗じたサイバー攻撃に屈しない 最新の脅威分析レポートに見る攻撃パターンと対応策

  4. 運用管理

    DX時代にIBM i は継続利用できるのか? モダナイゼーション実施で考えておくべき5つの視点

  5. セキュリティ

    サイバー攻撃でPCに何が起きている? サイバーディフェンス研究所の名和氏が語るフォレンジックのいま

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]