#7:チームに軋轢が生じた場合、あなたはどのように対処しますか?
これは、手持ちの答えと洗練された経験談によって容易に切り抜けることができる質問であるため、より深い理解が得られるかどうかは、あなたの努力次第である。多くの場合、関連した質問を投げかけるだけで済むだろう(そして、こういった質問は格式張ったものである必要もないのである。応募者が語ったことについて会話を交わすだけでもよいのだ)。また、何らかの筋書きを用意し、その状況における対処の仕方を応募者に尋ねてもよいだろう。このアプローチは策略的だろうか?間違いなくそうだ。しかし、応募者はその場で答えを出さなければならないため、彼らの性格や、紛争管理能力に関する有益な手がかりを得られる可能性があるのである。
#8:ここ数年の状況から学んだことは何ですか?
IT業界に何年か身を置いている人であれば誰でも、この業界が激しい浮き沈みを経験してきたということを知っているはずである。この質問は、応募者が急成長の時期に学んだことだけでなく、厳しい低迷状況や緊縮予算、人材市場の変化を通じて学んだことを知るためのものである。
#9:どういったタイプの人と仕事をしたいと思っていますか?
あらかじめ準備された答えが返ってきたとしても、この質問によって応募者の性格を垣間見ることができるかもしれない。それまでの経験や、純粋な好みが答えに現れることもしばしばあるのだ。例えば、「自らがいかに利口であるのかを見せびらかしたいだけの人ではなく、自らが話している内容を本当に理解している人と一緒に働きたいです」や「アイデアを互いに発展させていくことのできる人とともに仕事がしたいです」、「私の行うことを尊重してくれる人と一緒に仕事がしたいです」といった答えが返ってくるわけである。