富士通、製造業向けSI事業を再編--本社SEら約400人をグループ各社に出向

冨田秀継(編集部) 2009年09月24日 16時49分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 富士通は9月24日、グループ全体の製造業向けSIビジネス強化を目的とした新体制を発表した。富士通本社から製造業向けSE機能をグループ各社に出向させ、業種に加え地域特性を持つ分野で高い専門性を保有するSE体制の構築を目指す。10月1日付で再編する。

 製薬業と首都圏の製造業では、本社の産業・流通ソリューションビジネスグループ 産業システム事業本部の製造システム事業部とライフサイエンスシステム事業部の約250人が、同じく250人を擁する富士通システムソリューションズ 製造SE部門に移管される。富士通システムソリューションズの製造業向けSE体制は約500人規模となる。

 関西の製造業分野では、本社 産業・流通ソリューションビジネスグループ 産業システム事業本部 製造システム事業部 関西電機グループの50人が、約150人の富士通関西システムズ 製造SE部門に移管。約200人規模となる。

 自動車分野では、本社 産業・流通ソリューションビジネスグループ 産業システム事業本部の自動車システム事業部とテレマティクスシステム事業部の約100人が、約150人の富士通中部システムズ 自動車分野SE部門に移管され、合わせて約250人規模の体制を構築する。

富士通の製造向けSI事業は業種だけでなく地域特性も考えて再編される(画像をクリックすると拡大します) 富士通の製造向けSI事業は業種だけでなく地域特性も考えて再編される(画像をクリックすると拡大します)

 富士通は今回の施策を、業種に特化したノウハウの蓄積と事業の横展開といった事業再編の意味合いから説明する。しかし、製造業界でのクラウドコンピューティング利用に対しても先手を打ちたい考えで、従来の大規模SIビジネスから、サービスビジネスやよりきめの細かい業種別ソリューション提供へとシフトすることも重要な目的としている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]