ユーザーがサイトの信頼性を評価し、またほかの人がどう評価したかを確認するプロジェクト「Web of Trust」を利用する拡張機能が、「Google Chrome」でも使えるようになった。
Web of Trustのオープンソースのプラグインは、これまで「Firefox」と「Internet Explorer」で動くものしかなかった。しかし、Web of Trustのブログによると、現在のChrome開発者プレビュー版に対応したプラグインが提供されたようだ。
Chrome以外のブラウザで比較的広く利用されている拡張機能はたくさんある。Web of Trustもその1つだが、今回、拡張機能のフレームワークが軌道に乗り始めたChromeへ進出した。ほかには、「Delicious」や「Xmarks」のChrome用拡張機能(Firefoxではアドオンと呼ばれる)が存在する。
Web of Trustの拡張機能は、画面の下部からウィンドウがポップアップされる「mole」という新しい機能を利用している。ただ、Web of Trustのプログラマーは、拡張機能で新たに利用可能になったブラウザアクションの採用を検討している。ブラウザアクションを使うと、Chromeのウィンドウ上部に表示されるボタンとして、拡張機能のインターフェースを組み込むことができる。
メーリングリストに送られたアナウンスメントの中でプログラマーのSami Tolvanen氏は、「ブラウザアクションが有望なので、将来はこちらを使いたいと思っている」と述べている。この文書には、Chrome拡張機能のインターフェースに関する提案のリストも掲載されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ