新たなPDFのセキュリティホールが攻撃される -- まもなくパッチ公開

文:Ryan Naraine(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:石橋啓一郎 2009年10月13日 07時57分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Adobeは、同社のAdobe Reader/Acrobatに存在する、重大な未パッチの脆弱性が悪意のある攻撃者によって悪用されていることを認めた。

 この脆弱性の影響を受けるのは、Windows、Macintosh、UNIXのAdobe ReaderおよびAcrobatの9.1.3およびそれ以前のバージョンだ。Adobeは進行中の攻撃は限定的で標的型のもので、攻撃コードが含まれているPDF文書は、電子メールに添付され、企業ユーザーの標的に対して送られていると示唆している。

 この攻撃コードは、Windows用のAdobe ReaderおよびAcrobat 9.1.3のみを標的としている。

 Adobeのアドバイザリには、いくつかの緩和策が示されている。

 Windows VistaでDEP機能を有効にしているAdobe ReaderおよびAcrobat 9.1.3の利用者は、この攻撃コードから保護される。JavaScriptを無効にすることでも、この特定の攻撃コードの影響を緩和することができるが、JavaScriptに依存しない亜種が作成される可能性はある。また、Adobeはこの問題についてアンチウィルス企業やセキュリティベンダーとも連絡を取っており、ユーザーに対してはアンチウィルスソフトの定義ファイルを最新のものにしておくことを推奨する。

(参照:MS Patch Tuesday heads-up: 13 bulletins, 34 vulnerabilities

 Adobeは米国時間10月13日にパッチを公開する予定だ。これは、Microsoftが34件のWindowsの脆弱性を対象とする13件のセキュリティ情報を公開するのと同じ日だ。

 このAdobeのパッチ日は、同社のAdobe ReaderとAcrobatに対して年4回定期的にセキュリティアップデートを行う方針に基づいて設定されたものだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]