GartnerはGartner Symposium/ITxpoイベントで米国時間10月19日、世界のIT支出予測を示した。発表によると、世界のIT支出は2009年通年で5.2%、さらに企業のIT支出は6.9%減少に着地し、史上最悪の水準になる見込みという。またIT支出は2010年には増加に転じるものの、2008年の水準に戻るのは2012年以降になるという。また同社は2009年の注目テクノロジとして台頭したビジネスインテリジェンス(BI)、仮想化、ソーシャルメディアは2010年も引き続き重視されるとしたうえで、今後の注目として、コンテキストアウェアコンピューティング、オペレーショナルテクノロジ(OT)、パターンベーストストラテジ(PTS)の3つの分野を挙げている。
2009年世界IT支出は前年比5.2%減へ--ガートナー予測
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