市場調査会社Infonetics Researchが米国時間10月29日に発表したところによると、個人および企業向けVoIPサービスの市場規模は2009年前半、拡大基調を維持し、世界で207億ドルになったという。市場の大半を占める個人消費者によるVoIPサービスの利用も堅調に推移したが、企業の利用者数も2008年末より14%伸びた。
企業向けの市場ではIP-PBXの出荷が足踏状態になると同時にマネージドIP-PBX分野の成長が鈍ったものの、IPセントレックスやホステッドユニファイドコミュニケーションサービスの売り上げが2009年は前年比26%成長すると、同調査会社は見ている。