エス・エス・ジェイ(SSJ)は11月9日、経営基盤ソリューション「SuperStream-NX」を12月1日から出荷することを発表した。
SuperStream-NXでは、累計5424社の導入で得たノウハウをもとに、一般会計や支払管理、債権管理など会計機能全般をカバーするとともに、ウェブ化を図り、サービス指向アーキテクチャ(SOA)を採用している。
NXはウェブ化によってさまざまなネットワーク環境で稼働できるようになり、SOA採用で外部のシステムとシームレスに連携することが可能になった。今後は、人事/給与管理、オプション機能として固定資産やグループ経営管理などの機能を順次出荷して統合経営基盤ソリューションを提供していくという。
システム間のリアルタイム連携で照会画面から、たとえば生産管理や販売管理など他のシステムの元入力画面を追跡するトレーシング機能など、企業全体のビジネスプロセスの可視化や意思決定の迅速化を支援することも可能だという。
リッチインターネットアプリケーション(RIA)として、Microsoftの「Silverlight」を採用。会計や人事など業務固有の機能や操作を、生産性を落とさずに使うことができるとしている。
ターゲット市場である年商規模50億〜1000億円超の各企業のニーズにあわせてパッケージ型からSaaS型まで、複数の形態で提供を予定している。税別価格は、1人のスタンダードユーザーあたり100万円(最低ユーザー数は5人)。SSJでは、累計5424社のユーザー企業数を今後3年間で8000社に拡大したいとしている。