「すみませ〜ん!」大声が恥ずかしいアナタの強い味方--NECの居酒屋パネル

冨田秀継(編集部)

2009-11-12 16:21

 NECは11月12日、タッチパネル一体型コンピュータ「パネルコンピュータ」の新モデルを発表した。回転寿司店や居酒屋など飲食店での利用に特化したオーダリング端末で、同日から販売活動を開始する。

NECの新型「パネルコンピュータ」(画像提供:NEC) NECの新型「パネルコンピュータ」(画像提供:NEC)

 新モデルは、メモリ容量を1GBにおさえ、接続インターフェースをプリンタなどの必要最低限のものに限定し、飲食店でのオーダリング用途に特化することで、従来比50%の低価格化を実現したことが特徴。また、混信に強いとされるIEEE802.11aを含む無線LANの全規格に対応するなど、厨房やオフィスが入居するビルの店舗でも混線することなく利用可能だとしている。

 そのほか、LEDバックライト液晶を採用することで、消費電力とCO2排出量を従来比で半減。NECでは「年間電気料金に換算して約10万円の節約が可能」としている。

 新モデルの希望小売価格と出荷時期は、CPUにIntel Atom Z501P(1.1GHz)、メモリを1Gバイト、CFを1Gバイト、11.6型ワイドLCDを搭載し、Windows XP Embeddedを組み込んだ構成例で13万9800円(税別)。11月30日より出荷を開始する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]