NTTPCコミュニケーションズは11月25日、提供するサービス「Master'sONE」に「Master'sONEセキュア・リモートアクセス SSL型接続サービス パンデミック対策プラン」を追加、提供を開始した。
今回のプランは、新型インフルエンザを原因とするパンデミック発生時に、管理者がカスタマコントロール機能を利用して、リモートアクセス用IDを即座に発行、在宅勤務環境を素早く構築できるというもの。自宅のネット環境からSSL通信で社内のウェブアプリケーションにセキュアに接続できる。
固定ID、パスワード認証に加えて、ワンタイムパスワード認証による不正利用者防止機能を装備。PCを紛失した場合でも、第三者によるシステムへの不正侵入を防止できるとして、企業システムのセキュリティ確保に配慮したサービスと説明する。
プランは、平常時に基本料などの最低限必要な月額料金でコストを抑え、パンデミック発生時に、発行したIDの数だけ加算されるという料金設定になっている。利用にあたっては、NTTPCコミュニケーションズが必要な機器を提供、構築、運用することで、コストパフォーマンスよく準備できるとしている。
初期費用は、基本料がゼロ円だが、VPN料金として9万9750円。月額料金は基本料が1万500円、VPN料金が1万5540円。パンデミック発生時のID利用料は1IDあたり1050円となっている。