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ISIDなど、製造業向け設計開発業務支援システム最新版を提供

田中好伸(編集部)

2009-11-26 12:12

 電通国際情報サービス(ISID)と子会社のiTiDコンサルティング(iTiD)は11月26日、共同開発の製造業向け製品設計・開発業務支援システムの最新版となる「iPRIME NAVI Ver2.0」の提供を開始した。

 iPRIME NAVIは、製品開発での最適な開発計画の立案を誰にでも可能にするという業務支援システム。開発担当者が活用することで、予期しない日程遅延やコスト増加を未然に回避できるようになるとしている。

 製造業での製品企画、設計業務では、担当者は期間制約の中で目標とする機能や品質、コストを実現するために広範で複雑な依存関係を持つ技術仕様を効率的に決定する必要がある。だが、これまで、検討手順や日程計画の作成の多くを、ベテラン設計者の経験に頼ってしまっており、技術仕様の背反関係、変更の影響範囲を開発担当者が十分に把握していないことで、トラブルを引き起こし、日程遅延やコスト増加を招いてしまうケースが多々あったという。

 ISIDとiTiDは、製品開発プロセスの改革コンサルティングから、開発計画立案とその管理を“開発の見える化”という手法として提供、iPRIME NAVIは、この手法に基づいて開発目標と技術仕様の依存関係を可視化する定量化指標、それらを紐付ける日程計画の実現性分析を体系化した業務支援システムになる。

 iPRIME NAVIでの開発の見える化は、制約条件や要件を満たす“技術”、日程やリソース計画を示す“業務”、直面する課題と対策結果を示す“判断”という3つの軸を連携させたマネジメントで、上流の構想設計段階から製品開発プロセスを最適化する。Ver1.0の「技術の見える化」では、製品を構成する技術要素を細分化する分析で依存関係や背反関係の強さを明らかにして、技術仕様の抜け漏れや手戻りをなくす手順を導く。

 最新版のVer2.0では、「業務の見える化」として、設計者の作業タスクに期間やリソース、成果物を割り当て、ガントチャート形式の日程表を作成できるようになる。作業タスクを考慮したスケジュール分析で、最も手戻りが少なくなるような日程計画への組み替えや目標日程に対する完了見込みの検証が可能になるとしている。

 iPRIME NAVI Ver2.0は、技術の見える化と業務の見える化という2つのモジュールから構成される。最小構成の価格は、技術の見える化が250万円から、業務の見える化が150万円から。保守費用は別途かかる。ISIDがシステムの販売、導入、保守を担当、iTiDがシステムを業務に適用するためのコンサルティングサービスを提供する。

 iPRIME NAVIは今後、設計者が製品開発で直面する課題の管理と対策を支援する「判断の見える化」の連携機能の開発を計画している。

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