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Office 2010ベータ版公開--その第一印象は? - (page 3)

文:Simon Bisson(ZDNet UK) 翻訳校正:石橋啓一郎

2009-11-27 13:37

Outlookにソーシャル機能が追加される

 Outlook 2010は目立った新機能が追加されたアプリケーションの1つで、Outlook 2007の検索ツール上に、電子メールそのものをソーシャルネットワークに変える機能が構築されている。新しく設けられた「Social Connector」ペインは、Outlookのメッセージ表示ペインの下に配置され、メッセージに関連するすべての人物に関する詳細情報(過去のメッセージや打ち合わせ、やりとりしたファイルなど)が表示される。また、他のソーシャルネットワークから情報を引っ張ってくることもできる。今回のベータ版では、この機能はSharePoint 2010と一緒に動作し、SharePoint 2010の個人ページの情報を使っているが、Microsoft以外のサービスと接続するためのAPIが作られる予定となっている。われわれは、FacebookやLinkedInなどのソーシャルネットワークが、この機能に非常に素早く対応することを期待している。

Outlookのソーシャル機能

Outlook 2010のSocial Connector機能は、ユーザーの電子メールネットワークを示し、他の人と交わした電子メールや、共有したファイル、出席したミーティングなどを表示してくれる。この機能は他のソーシャルネットワークから情報を持ってくることさえできる。

 また、PowerPoint 2010には、GPUを用いた新たなページ切り替え機能も追加されている。最近、MicrosoftはAppleの「Keynote」に比べ人気を失っているが、これは主にデザインや、スムーズなアニメーションができないこと、ページ切り替えの機能が原因だ。MicrosoftがPowerPoint 2010でこの問題に対応しようとしていることは明らかだ。しかし、これで十分と言えるだろうか?確かに、改善されたページ切り替えの機能は目を楽しませてくれるし、埋め込み動画ツールは、以前からのプレゼンテーションへのメディアの埋め込みの問題を解決してくれている。

どのエディションを選ぶべきか

 Microsoftは今回のベータ版で、Office 2010のエディション構成を明らかにした。これまで同様、各アプリケーションはそれぞれ単独でも購入できるが、多くのユーザーはOfficeスイートを購入するだろう。Officeスイートのエディション構成は若干単純化され、5つのエディションが用意された。このうち3つが一般利用者向けで、2つはライセンス契約を結んだ企業向けのものだ。一般利用者と小規模企業は、「Home and Student」、新たに設けられた「Home and Business」「Professional」の中から選択することになる。大規模企業は「Standard」および「Professional Plus」からも選択することができる。OneNoteはすべてのパッケージに入っており、Outlookは「Home and Student」を除くすべてのエディションに入っている。

エディション構成
* ボリュームライセンスのみ

 5つの主なエディションに加え、機能削減版である「Office Starter」が新たに設けられた。これは、WordとExcelから機能が削られているものだ。このエディションには広告を導入され、Microsoft Worksの代わりとして使われる。

最後に

 Office 2010は重要な製品となる。Windows 7がVistaの評判を覆したように、Microsoftの綿密な調査に基づく微調整と反応のいいユーザーインターフェース、そして分散して働く人たちを狙った新しい協調作業機能によって、Office 2010もOffice 2007の評判を覆すものになりそうだ。このベータ版は完璧なものではなく、細かい不都合は多くあるが、まだ発売までは6カ月も残されており、Microsoftは配布された何百万本ものベータ版から得られたフィードバックに対応する時間が十分取れるはずだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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