国内PCサーバ市場規模、2009年度上半期は過去最大の減少幅に

吉澤亨史 2009年11月27日 12時46分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 MM総研は11月26日、2009年度上半期の国内PCサーバ出荷概況を発表した。市場規模は22万3725台、前年同期比で19%減と過去最大の減少幅になった。

 出荷金額は同12.6%減の865億円。サーバの仮想化需要やIntelの新チップセット効果で単価下落には歯止めがかかっているという。

 台数シェアでは、NECが首位となった。前年に比べて台数は落ち込んだものの、市場平均を上回りシェアを2.1ポイント拡大した。日本HPは2位を維持。3位は戦略的にPCサーバ拡販に取り組む富士通で、順位をひとつ上げた。

国内PCサーバー出荷台数シェア 2008年度と2009年度の上半期 国内PCサーバー出荷台数シェア

 市場全体が不調のなか、ブレードサーバが唯一、前年比5%増と成長基調にある。小規模、低価格の製品導入が可能になったこと、運用管理の容易性が評価されたことで、裾野が拡大しているという。

 ただし、PCサーバ市場全体では2008年度下半期から続く企業ユーザーの設備投資抑制の影響が強く出ており、下半期もこの傾向は続くとMM総研は見る。このため、2009年度通期では2004年度以来5年ぶりに出荷台数が50万台を割り込む見通しであるとしている。

国内PCサーバー出荷台数の推移 半期別国内PCサーバー出荷実績および予測(2009年度下期、2009年度通期はMM総研予測値)

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
クラウド基盤

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]