「Windows Server 2008 R2」へのアップグレードを検討すべき10の理由 - (page 3)

文:Brien Posey(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2009-12-01 12:59

#8:Windows Serverバックアップ

 ほとんどの大企業は以前からサードパーティーのバックアップアプリケーションを利用している。しかし、数多くの中小企業はWindows Serverバックアップ(以前はNTBackupと呼ばれていた)を使い続けている。MicrosoftはWindows Server 2008の最初のバージョンをリリースした際、Windows Serverバックアップを完全に作り直す決断を下したものの、完成したアプリケーションは残念なことに優れたものとは言えなかった。しかし、Windows Server 2008 R2ではWindows Serverバックアップに大きく手が入れられ、それまでにあった短所が改善されている。

#9:ベストプラクティスアナライザー(BPA)

 上記3番で、IIS対応のBPAが同梱されていると述べた--この段階で、BPAはようやく十分に成熟したと言えるだろう。なお、MicrosoftはBPAを拡張し、利用可能なサーバの役割それぞれを分析できるようにしている。

#10:Hyper-V

 上記1番で、Hyper-Vが拡張され、サポートする論理プロセッサの数が最大64個に増えていると述べたが、この他にも強化されている点がある。なかでも最も注目を浴びているのが、あるホストから別のホストに仮想マシンをダウンタイムなしに移動させることのできる「ライブ移行」機能である。また、この機能ほど注目されていないものの、仮想マシンを再起動することなく該当仮想マシンに仮想ハードドライブを追加するという新機能もある。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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