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記事まとめ「テレワーク常態化で見えたこと」

日本SGI、オフィスにスパコン並の処理能力を提供するデスクサイドマシンを発売

ZDNet Japan Staff

2009-12-01 15:55

 日本SGIは12月1日、最大でインテルXeonプロセッサー5500番台80コア、約1テラバイトのメモリを搭載可能なオフィス向けデスクサイドマシン「SGI Octane III(オクテイン・スリー)」の販売を開始した。出荷開始は2010年1月を予定している。

 SGI Octane IIIは、高さ67.31cm、奥行き71.63cm、幅31.75cmの筐体サイズに、80コア分のXeonプロセッサと大容量メモリを搭載可能な製品。標準的なオフィス電源で稼動し、SGI独自の配電テクノロジーである「Power XE」によって省電力を実現しているという。動作音の低減も図られており、同社ではOctane IIIを、スーパーコンピュータ並の性能をオフィスへ導入可能な「パーソナルスーパーコンピュータ」と呼称している。

 OSとしては、Novell SUSE Linux Enterprise Server、Red Hat Enterprise Linuxに加え、Microsoft Windows HPC Server 2008にも対応。同社としてのWindows HPC Serverの採用は、今回が初めてという。

 流体解析、量子力学、分子動力学、地震データ処理、データ解析、レンダリング、可視化、CADといった高度な計算処理能力が必要とされる分野での主要なアプリケーションに対応している。さらに、グラフィックスオプションを追加することで、ノード2台とエヌビディア製のグラフィックスカード、GPGPUカードを組み合わせた最大16コアのグラフィックスワークステーションとして、複数のディスプレイと連携する高度なビジュアルコンピューティング環境も提供するという。

SGI Octane III オフィス内に設置可能な「SGI Octane III」

 日本SGIでは、クラスタコンピューティングは技術の標準化が進み広く利用されている一方、多数のサーバノードを用意しなければならず、保守や管理の煩雑さ、高い消費電力や騒音などの理由からデータセンターへの設置が必要であり、その利用は一部の人に限られていたとする。Octane IIIは、高性能でありながらワークステーションのような使い勝手を備えた製品として、これまで大規模なクラスタの導入が進まなかった中小規模の技術開発を行う企業や大学、研究機関の個別部門などを中心に販売を行っていくとしている。同社では、Octane IIIについて年間500システムの販売を目標としている。

 価格は、インテルXeon L5520×2ソケット、12Gバイトメモリ、80GバイトSDDを搭載したブレード2台によるGbEクラスタ構成の基本構成が199万7000円(税別)より。別途、インテルAtomプロセッサーを最大38コアまで搭載可能な、低消費電力オプションも選択可能。

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