フォトレポート:インテルの48コアプロセッサ「Single-chip Cloud Computer」 - 4/8

文:Stephen Shankland(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル

2009-12-03 15:03

 Intelは米国時間12月2日、「Single-chip Cloud Computer(SCC)」プロセッサを発表し、デモを行った。SCCプロセッサは48コア(24のデュアルコアの「タイル」)で、これらは高速メッシュネットワークに接続されている。Intelは、2010年に少なくとも100個の実験用チップを研究者に配布予定で、これによって、マルチコアシステムとソフトウェアデザインへの新たな取り組みにつなげたい考えだ。同社の野心的なマルチコアアプローチによって、コンピュータはいずれ、人間の視覚や言語能力に匹敵するほどの作業能力を持つようになると、Intelは考えている。
 IntelのSCCチップのx86コア1つ1つの性能は、最近のネットブックで使われているローエンド製品「Atom」と同程度である。同社は、今後プログラマーがはるかに多くのコアを考慮しなければならなくなると予想している。これはコンピュータ業界が対応に苦慮している問題だ。多くのPCソフトウェアは、一続きの命令のみを実行するように設計されており、多くのことを平行して実行するようになっていないからだ。

 IntelのSCCチップのx86コア1つ1つの性能は、最近のネットブックで使われているローエンド製品「Atom」と同程度である。同社は、今後プログラマーがはるかに多くのコアを考慮しなければならなくなると予想している。これはコンピュータ業界が対応に苦慮している問題だ。多くのPCソフトウェアは、一続きの命令のみを実行するように設計されており、多くのことを平行して実行するようになっていないからだ。

提供:Intel

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