エスエムジーは12月9日、Javaシステムの品質診断および改善ツール「ENdoSnipe 4.1」を発表した。システム統計情報のレポート機能を追加したことが特徴。
ENdoSnipeシリーズは、Javaシステムのパフォーマンスや品質を診断し、障害解析と問題解決を支援するソフトウェア。バージョン4.1ではシステムの運用状況をまとめたレポートを自動で作成する機能を追加した。
具体的には、CPU利用率やメモリ使用量などのリソースの使用状況、メモリリークの発生、スレッド数の増減、リソースプールの利用状況、ネットワークおよびファイルのI/Oの状況などを、グラフとして出力する。加えて、システムの動作情報を元にパフォーマンスの低下を招く原因を発見する「PerformanceDoctor」の診断結果も、レポートとして出力可能になった。
価格は1ライセンスあたり保守料込みで69万円。ライセンスはサーバ単位であり、CPU数やコア数に関わらず利用できる。