#8:保有している機器のリストをチェックする
ハードウェア資産を物理的にチェックする。詳細なリストを作成するわけだ。あなたの部門が管理を担当しているネットワーク機器やノートPC、デスクトップPC、サーバ、その他の機器を洗い出し、リストに記載する。また、こういったリストにはプリンタやモニタといった周辺機器の情報も記載しておくべきである。
最後に、完成した資産リストを去年のものと比較する。そして、廃棄になった機器や、新たに購入した機器を別にすれば、リスト上のすべての機器がそれぞれ対応付けられるということを確認する。なお、先ほど紹介したSpiceworksを用いることにより、ネットワークのマッピングや、ネットワークに接続された機器の設置場所も管理できる。
#9:プリンタの清掃を行う
プリンタは多くの企業にとって必需品であるにもかかわらず、ネットワークプリンタの多くはトナーカートリッジの交換以外の保守が行われていない。この機会に、すべてのネットワークプリンタの清掃を行うべきである。飛び散ったトナーを掃除機で吸い取り、冷却機能が低下しないよう排気口のゴミや埃を取り除くのである。また、内部コンポーネントのクリーニング用に用意されている特殊な形式のページを印刷するのもよいだろう。さらに、トナー用のクリーニングクロスを用いてプリンタのカートリッジを清掃するといった、レーザープリンタのクリーニングティップス(関連英文記事)を実践するのもよいだろう。
#10:自分の机の周りやオフィスを清掃する
とても簡単なことに聞こえるって?ただのオフィス清掃だろうって?ところが簡単に行えるとは限らないのだ。
不要な書類や、ポストイットのメモ、古い郵便物を整理していると、試用することになっていたデモ用ソフトウェアや、ファイリングが必要なソフトウェアライセンスやインストールメディア、支払いの必要な請求書、修理もしくは適切な廃棄を要する古い機材といったものが見つかるかもしれない。年末はシステムの塵や埃、汚れを取り除いてきれいにするための最適な時期であるだけではなく、机やオフィスをきれいにするのにも最適な時期である。
整理を始めよう。新年はもうそこまで来ている。これで来年はフレッシュな気持ちでスタートできるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ