あなたは1週間に何時間、インターネットを利用しているだろうか。 平均的なネットユーザーであれば、その答えは電子メールを除いて13時間程度。そんな調査結果が新たに報告された。
Harris Interactiveが米国時間12月23日に発表した調査結果によると、米国に住む成人の80%が、自宅、職場などでインターネットを利用しているという。 1週間のネット利用時間は平均すると13時間だが、人によって大きなばらつきがみられ、1週間に2時間以下の人が20%いる一方で、24時間以上の人が14%を占めている。
1週間あたりのインターネットの平均利用時間は年々増加しており、1999〜2002年には7時間、2003〜2006年には8〜9時間、2007年には11時間となっていた。ピークは2008年10月の14時間で、これは世界的景気後退が始まり、米国大統領選挙を直前に控えた時期であった。
Harrisは、インターネット利用時間が増えた原因は複数あると述べている。インターネット利用が快適と考える人口が増えたこと、オンラインでショッピングやテレビ鑑賞をする人々が増えたことのほか、ウェブサイトやオンラインアプリケーションの数が増えたことも原因の1つであるという。また、Harrisはこの不況も一役買っているとみている。外出すればお金がかかるが、家でのネットサーフィンなら月々のアクセス料さえ支払えば、あとは無料で楽しめるからだ。
年代別に見ると、利用時間が最長だったのは30〜39歳で、1週間に18時間を費やしていた。
この調査によれば、米国の成人のうちインターネットを利用しているのは1億8400万人で、全人口の約80%に達している。この数値は2008年と比べればほとんど変わらないが、56%だった1999年、わずか9%だった1995年からするとたいへんな伸びである。
2009年、家でネットサーフィンする人の割合は76%に増加した。この数値は2005年には66%、1999年には46%、1996年には16%であり、1995年の段階ではそうした質問自体が存在していなかった。
このHarrisの調査は7月初旬と10月中旬に2029人を対象として行われた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ