ソニー、人事経理業務の一部を日本IBMにアウトソーシング

大川淳

2010-01-15 13:33

 ソニーは1月15日、同社と国内の特定の子会社(以下、国内ソニーグループ)の人事経理業務の一部を、日本IBMにアウトソーシングすると発表した。ソニーは、収益力強化のための事業構造改革とビジネスプロセスの最適化に、全世界的規模で取り組んでおり、今回の人事経理業務のアウトソーシングも、その一環と位置づけている。

 また、今回のアウトソーシングに伴い、現在、主に国内ソニーグループ向けに人事サービス、業務渡航および保険事業を行っているソニー・ヒューマンキャピタルの人事サービス事業の一部を、会社分割により分社したうえで、ソニー、日本IBM、マンパワー・ジャパンの3社による合弁会社を設立する。

 新会社の名称は、「ヒューマンキャピタルアソシエイツ株式会社」となる予定で、設立予定日は2010年4月1日。資本金は1億円、社員数は約100名で、出資構成は日本IBMが60%、マンパワー・ジャパンが20%、ソニーが20%となる。

 日本IBMは、国内ソニーグループ向けに、人事経理業務サービスを提供するにあたり、この合弁会社を国内拠点とし、中国大連のIBMグローバル・デリバリー・センターを海外拠点として活用していく方針だ。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]