少なくとも夢見る価値はある?--2010年こそ読みたい、オープンソースにまつわるニュース10選 - (page 4)

文:Jack Wallen(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2010-01-26 07:00

#9:Red Hat、SUSE LinuxをNovellから買収--Linuxの最大ディストリビューターに

 オープンソースコミュニティーがこういった買収を望む理由は実際のところ1つしかない--それは、NovellがLinuxとMicrosoftの蜜月関係を築けないようにするということだ。この提携を非難する怒りの炎はほとんど収まったとはいうものの、とてつもないことを考えたNovellに対する怒りが完全に消え去ることはないだろう。一方、Red HatがSUSE Linuxを買収することで、より多くの実りがもたらされるはずだ。SUSE LinuxとRed Hat Linuxはよく似たパッケージマネージャを使用している(このため、この買収はおそらく成果を上げるだろう)ということを考えれば、こういった買収によって生まれるLinuxディストリビューターがいかに強力なものになるのか想像できるだろう。Microsoftは(対Linux戦略という観点から見た場合に)変革を余儀なくされるに違いない。

#10:大手量販店、Linuxを搭載したデスクトップPCやノートPCを大々的に販売へ

 筆者は大手量販店に行くたびに、Linuxマシンの販売状況をチェックしている。ここ2〜3年で、ネットブックが数台陳列されているのを見かけるようになった。そういった状況ではあるが、デスクトップOSとしてのLinuxを成功させるには、大手量販店で販売されることが一番の推進力となるだろう。それだけだ。こういったことに挑戦する先見の明を持った企業が1社でも出てくれば、オープンソースコミュニティーは諸手を挙げてその企業をサポートするだろう。Linux搭載のデスクトップPCやノートPCを「この店」から購入する最初の人間になろうとして、全国から集まったマニアたちが行列しているさまを思い浮かべてほしい。こういった決断を下した企業は、以降長期に渡ってファンになってくれる優良顧客を得ることができるはずだ。

最後に

 以上だ--筆者は、オープンソースコミュニティーにおける多くの人々がこういった10個のニュースを心待ちにしていると考えている。あなたはどう思うだろうか?実際に実現されそうなものはあるだろうか?実際に実現されるべきものはあるだろうか?オープンソース関係のニュースとして、あなたは2010年にどのようなものを目にしたいと思っているだろうか?

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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