アシストは2月1日、オープンソースの生産性アプリケーションである「OpenOffice.org」導入を目指す企業や団体を対象に、導入フェーズに応じた各種支援サービスをパッケージ化した「拡張ヘルプデスク」サービスの提供を開始すると発表した。
同社ではこれまで、OpenOffice.org導入を検討している企業や団体に対するアセスメントやコンサルティングをサービスとして提供してきたが、今回の拡張ヘルプデスクサービスにおいては、これらのノウハウをOpenOffice.orgの導入検討、評価検証、導入展開というフェーズに合わせてパッケージ化し、より低価格での提供を可能にしたという。
具体的には、当該期間の問い合わせ専用窓口と、操作問い合わせヘルプデスクを中心として、必要となる研修やコンテンツ、支援サービスをパッケージ化したものとなる。また専用窓口にオンサイト支援を合わせた「Standard版」と、専用窓口のみでオンサイト支援を行わない「Light版」が用意される。
拡張ヘルプデスクサービスには、「評価検証拡張ヘルプデスク」「導入展開拡張ヘルプデスク」「検討・評価パック」「評価・導入パック」が用意されている。
評価検証拡張ヘルプデスクは、評価検証計画の作成、評価検証結果まとめ(導入可否判断資料作成)、課題抽出および対策案、移行計画案作成、導入可否判断を目的としたサービスとなる。期間は6カ月で、価格はStandard版が170万円より、Ligtht版が78万円より(いずれも税別)。
導入展開拡張ヘルプデスクは、先行(パイロット)導入開始、先行導入実績をもとにした展開、運用計画、研修計画などの作成、ドキュメント、マクロ、連携アプリケーション移行計画などの作成などが含まれる。期間は6カ月で、価格はStandard版110万円より、Light版が55万円より(いずれも税別)。
検討・評価パックは、前出の評価検証拡張ヘルプデスクに、オフィスソフトとしての機能理解、評価検証方針の決定、移行全体イメージの作成支援といった導入検討時の目的に合わせて必要なサービスを組み合わせ、期間を9カ月に延長したパック。価格はStandard版が186万円より、Light版が98万円より(いずれも税別)。
評価・導入パックは、評価検証拡張ヘルプデスクと導入展開拡張ヘルプデスクを組み合わせて、期間を1年に延長したもので、価格はStandard版が263万円より、Light版が123万円より(いずれも税別)。