東芝ソリューションは2月1日、新日本空調に、ナレッジマネジメント支援ソフト「KnowledgeMeister」シリーズを用いたシステムを納入したと発表した。新日本空調は“現場の見える化”システムとして、2月から本格運用を開始する。
現場の見える化システムは、現場の問題解決力の向上に向けて、新日本空調が蓄積しているノウハウや技術情報、現場が抱える問題とその解決プロセスを可視化する。現場サポート体制を強化するとともに、技術力強化と技術力の伝承を図ることを目的とする。
KnowledgeMeisterシリーズは、大量で多種の情報を多部門間で共有、活用することで知識化、体系化、可視化をサポートする。新日本空調の現場の見える化システムでは、「KnowledgeMeister」の検索や文書管理といった機能、「KnowledgeMeister Succeed」のコミュニティ機能を利用。新日本空調では、全職員がアクセス可能にし、業務に有効活用していくという。
新日本空調は今後、技術部門を対象とした現場の見える化システムから、営業部門や管理部門などにも活用範囲を広げた“事業の見える化”システムとして発展させ、企業の差別化、企業価値向上に向けて取り組みを継続していく考えだ。