クラウド時代に向けた日立の取り組み
日立のクラウドコンピューティングのビジョンは「クラウドの良さ」+「信頼性」だ。「クラウドの良さ」では、コストや柔軟性、導入スピードを追求し、「信頼性」では、高信頼や高セキュリティ、環境配慮など、新たな付加価値を提供する。尾花氏は、「社会インフラレベルの要求水準に対応できる高信頼のクラウド環境の実現を目指している」と話す。
このビジョンに基づき、クラウド環境を実現するソリューションが「Harmonious Cloud」であり、自社ITの利用を効率化する「プライベートクラウドソリューション」、柔軟かつ高信頼、高性能なITプラットフォームを提供する「ビジネスPaaSソリューション」、低コストで短期導入を可能にする「ビジネスSaaSソリューション」の3つのソリューションで顧客のニーズに応えるクラウド環境を実現する。
尾花氏は、「Cosminexus V8.5は、すばやいシステム構築と高信頼の基盤により、クラウド時代のITシステム構築を実現する最適なソリューションを提供する」と話している。