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ヤマト運輸、第7世代システムの第1弾を公開--新車載システム「See-T Navi」

日高彰

2010-03-01 12:55

 ヤマト運輸は、NECと共同開発した車載情報システム「See-T Navi」(シーティーナビ)の導入を3月より順次開始する。デジタルタコグラフやドライブレコーダー機能を統合した情報端末を集配車両に設置し、運行の安全性向上やCO2排出量削減に活用する。

 今回導入される車載システムは、ヤマト運輸が1月に発表した第7世代基幹情報システム(「次世代NEKOシステム」)への約300億円に上る投資の一部で、そのうちの約65億円を占める。今年3月末までに6000台に先行配備し、2010年度末までには全集配車両(3万2000台)への配備を完了する予定。

See-T Naviの車載端末。タッチパネル搭載情報端末と、デジタルタコグラフとドライブレコーダー一体型装置(床上)で構成(クリックで拡大画像を表示) See-T Naviの車載端末。タッチパネル搭載情報端末と、デジタルタコグラフとドライブレコーダー一体型装置(床上)で構成(クリックで拡大画像を表示)

 新車載システムは、タッチパネル画面を搭載した車載情報端末、サービスドライバーが日報の出力や各種データの閲覧を行うソフトウェア、管理担当者が運転実績を分析するソフトウェアなどから構成される。

 車載端末には、車速、距離、時間を取得するデジタルタコグラフや、エンジン回転数や燃費などを記録するドライブレコーダーの機能を一体化。急発進や急加速などCO2排出の増大につながる運転操作が行われた際には、音声でドライバーに警告するとともに運転実績データへの記録を行う。Bluetoothおよび無線LAN通信機能を内蔵しており、営業所のPCとはドライバーの持つ携帯電話などを介してデータをやりとりする。

 また、GPSで取得した車両の位置情報とも連動しており、あらかじめ設定した危険エリアに差しかかると音声で注意を促したり、バック禁止個所や駐車禁止個所で後退や駐車を行うと警告を発したりと、ドライバーの安全意識を高めるための情報提供を行う。

設定した危険エリアを音声でドライバーに伝えるほか、運行実績データの記録を行う(クリックで拡大画像を表示) 設定した危険エリアを音声でドライバーに伝えるほか、運行実績データの記録を行う(クリックで拡大画像を表示)

 1日の業務が終了すると、記録された運行実績データはデータセンターに送信される。車両やドライバーを管理する支店の担当者は、運行データを車両、個人、事業所といった単位で閲覧することができる。

サービスドライバーは運行実績を過去にさかのぼって閲覧し、安全・エコドライビング技術の向上につなげる(クリックで拡大画像を表示) サービスドライバーは運行実績を過去にさかのぼって閲覧し、安全・エコドライビング技術の向上につなげる(クリックで拡大画像を表示)

紙の安全マップをデジタル化、将来のサービス向上にもつなげる

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