企業のIFRS対応、意識は高まるも期間やシステム改修に対する認識にばらつき--ワークス調べ

富永恭子(ロビンソン) 2010年03月05日 20時12分

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 大手企業向けERPパッケージ「COMPANY」の販売・開発・保守を行うワークスアプリケーションズ(ワークス)は3月5日、国内大手企業の国際会計基準(IFRS)対応状況に関するアンケート調査の結果を発表した。

 同調査はワークスが2009年11月から2010年2月までに開催したセミナーの参加者に対してアンケート形式で実施したという。大手企業経営者・経理・財務部門、情報システム部門、経営企画部門など、897名がこのアンケートに回答。その6割以上が売上高500億円以上の企業の担当者だとしている。

 ワークスによれば、アンケート調査の結果、IFRSのプロジェクト開始時期について、回答者の55%以上が「2010年より開始」と回答し、20%近くが「すでに開始している」との答えだったという。早期適用を検討していない企業においても、IFRS対応に向けたプロジェクトの開始が今年に集中する一方、プロジェクト開始からIFRS対応完了までにかかる期間については、「3年」(52.6%)が最も多く、以下、「2年」(26.2%)「5年」(9.3%)と続き、企業ごとに対応にかかる予想期間に差が見られる結果となったとしている。

 また、IFRSに向けたシステム対応予定については、全体では「現行のシステムを改修」(61.9%)、「新システムの導入を検討」(21.1%)、「現行システムで対応」(17%)という結果になったという。しかし、役職別の回答では、経営層の方が「現行システムで対応する」という回答が多い一方で、担当部門では何らかのシステム改修や新システムの導入が必要だと認識しており、意識の隔たりが見られる結果となったとしている。

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