ITホールディングスグループのインテックは3月11日、ウェブ対応電子帳票システム「快速サーチャーGX」を開発し、5月から出荷開始することを発表した。税別価格は300万円から。
快速サーチャーGXは、ユーザー企業のニーズに応える形で、画像やバーコードを含むイメージ帳票でも元の帳票そのままの表示や検索、印刷が可能だという。また、クライアントPCには専用プログラムのインストール不要で、利用者はブラウザだけで検索、閲覧ができる。
帳票を作成するツールと連携し、異なる複数帳票を一度に検索する定型検索を実装する。さらに、OCR装置などと連携することで紙文書も統合して管理が可能だとしている。
インテックでは今後、快速サーチャーGXをユーザー企業内の帳票電子化だけではなく、企業間やグループ間での帳票公開など、さまざまな分野でのサービスとして利用できる電子帳票システムとして販売していくとしている。
インテックでは、これまで「快速サーチャー」シリーズとして、電子帳票システム「快速サーチャーIII」、統合ログ管理システム「快速サーチャーLogRevi」などを提供。快速サーチャーIIIは、主にメインフレームやオフィスサーバから出力される大量の帳票を検索、閲覧できるシステムとして約1300社に利用されているという。