クラウドコンピューティングミニ用語辞典--知っておくべき用語集 - (page 2)

文:Jody Gilbert 翻訳校正:石橋啓一郎 2010年03月26日 07時00分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 印刷

Consumption-based pricing model(使用量に基づく価格決定モデル)

 サービスプロバイダーが、時間に基づいた料金ではなく、使用したサービスの量に基づいて顧客に課金する価格決定モデル。例えば、クラウドストレージプロバイダーが、蓄積されている情報のギガバイト数に応じて課金するという場合がこれにあたる。Subscription-based pricing model(登録ベースの価格決定モデル)の項も参照すること。

Customer self-service(顧客のセルフサービス)

 顧客が、ウェブインターフェースや、サービスAPIに対するプログラムからの呼び出しを通じて、サービスプロバイダーと関わることなく、自分でサービスの使用開始、管理、終了を行うことのできる機能。

Disruptive technology(ディスラプティブ技術)

 製品やサービスを予測不能な形で改善し、ものごとの行われ方と市場そのものの両方を変えるイノベーションを指す、ビジネス界で使われる用語。クラウドコンピューティングは、ITサービスの調達、展開、維持の形を完全に変える可能性を秘めていることから、しばしばディスラプティブ技術であると言われている。

Elastic computing(エラスティックコンピューティング)

 キャパシティ計画や、ピーク使用時のための処理について心配しなくてもよいように、ピーク使用時の需要に合わせて処理能力、メモリ、ストレージの各資源を供給と供給の停止を動的に行うことのできる能力。

External cloud(企業外クラウド)

 自組織の外側にある第三者が提供する、パブリッククラウドサービスあるいはプライベートクラウドサービス。

Google App Engine

 開発者がGoogleのインフラ上でウェブアプリケーションの作成と実行を行い、そのアプリケーションを使用量に基づく従量課金制で、初期費用や固定費用なしで共有できるサービス。

Google Apps

 Gmail、インスタントメッセージングサービスのGoogle Talk、Googleカレンダー、Google Docs、スプレッドシート、プレゼンテーションなどの、オフィス生産性ツール、電子メール、文書共有機能を含む、GoogleのSaaSサービスのこと。

HaaS

 Hardware as a Service(サービスとしてのハードウェア)の略。IaaSの項も参照すること。

Hosted application(ホストされたアプリケーション)

 遠隔のサーバで実行され、インターネットに接続されたPCやシンクライアントからアクセスできる、インターネットベース、あるいはウェブベースのアプリケーションソフトウェアプログラムのこと。SaaSの項も参照すること。

Hybrid cloud(ハイブリッドクラウド)

 統合された内部・外部の複数のプロバイダーを含むネットワーク環境。

IaaS

 Infrastructure as a service(サービスとしてのインフラ)の略。つまり、プロバイダーがサービスとしてインターネットを通じて仮想化環境を届ける、クラウドインフラサービスのこと。このインフラには、サーバ、ネットワーク機器、ソフトウェアが含まれ得る。

IBM Smart Business

 IBMのクラウドソリューションのこと。これには、IBM Smart Business Test Cloud、IBM Smart Analytics Cloud、IBM Smart Business Storage Cloud、IBM Information Archive、IBM Lotus Live、IBM LotusLive iNotesが含まれる。

Internal cloud(企業内クラウド)

 IT部門によって、自組織向けに提供されるプライベートクラウドのこと。

Mashup(マッシュアップ)

 複数の提供元からのデータや機能を組み合わせて作られたウェブベースのアプリケーションのこと。

Microsoft Azure

 PaaSを提供するMicrosoftのクラウドサービスで、開発者はクラウドアプリケーションやクラウドサービスを作成することができる。PaaSの項も参照すること。

Middleware(ミドルウェア)

 アプリケーションとOSの間にあるソフトウェアで、アプリケーション間のデータの受け渡しを行うことにより、分散アーキテクチャにおける相互運用性を提供する一連のサービスからなる。例えば、ミドルウェアによって、あるデータベースのデータを、ほかのデータベースからアクセスすることができる。

On-demand service(オンデマンドサービス)

 顧客が必要に応じてクラウドサービスを購入できるモデルのこと。例えば、顧客があるプロジェクトの期間中だけ追加でサービスを利用する必要があれば、それが可能で、プロジェクトが完了した後は元の水準に戻すことができる。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
月刊 Windows 10移行の心・技・体
ITアナリストが知る日本企業の「ITの盲点」
シェアリングエコノミーの衝撃
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「展望2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
セキュリティインシデント対応の現場
エンドポイントセキュリティの4つの「基礎」
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
エンタープライズAIの隆盛
インシュアテックで変わる保険業界
顧客は勝手に育たない--MAツール導入の心得
「ひとり情シス」の本当のところ
ざっくり解決!SNS担当者お悩み相談室
生産性向上に効くビジネスITツール最前線
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell Technologies World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]