アビタス、ジャパン・ビジネス・アシュアランス、日本オラクルの3社は、共同で企業のIT部門のシステムエンジニア(SE)を対象とした国際会計基準(IFRS)の研修「IT部門のためのIFRS研修」の申し込み受付を4月1日から開始した。受講料は12万6000円。5月21日から開講する。
今回の研修は、6月25日までの全6回15時間。講義内容は、IFRS概要から、会計システムと連結会計システム、販売システムと購買システム、財務や資金管理、固定資産管理の各システム、人事給与とプロジェクト管理システムなど。ジャパン・ビジネス・アシュアランスのIFRSや会計システムに精通している公認会計士が会計基準に関わる部分、日本オラクルが業務システムに関連する部分についてそれぞれ講師を務める。
3社では、講義の対象として、システム関係の業務に従事し、簿記2級レベルの会計知識を持っているSEを想定しており「販売管理システムや購買システム、人事システムなど各システムに関わってくる基準に特化して日本基準とIFRSとの差異を明確にし、業務システムにどのような問題が発生するのか、その問題を解決策としてはどのような考え方があるのかを学習することが可能」としている。