CTCとワークス、大手向け基幹業務システムのクラウド化で業務提携へ

富永恭子(ロビンソン)

2010-04-06 13:53

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)とワークスアプリケーションズは4月5日、大手企業向け基幹業務システムのクラウド化に関する業務提携に向けて3月8日に基本合意したことを発表した。

 今回の業務提携では、ワークスが持つ高いクラウド技術力を駆使し、同社が提供する基幹業務アプリケーション「COMPANY」をCTCのIaaSをはじめとしたサービスを通じて提供するという。

 両社による新サービスは今夏を予定しており、両社から約20人の専任要員を結集してプロジェクト体制を構築。人事給与、会計の領域で複数のユーザーへのソリューション提案を開始しているとしている。

 CTCとワークスは今後、SI事業での協業も視野に入れながら、クラウドビジネスへの取り組みを一層強化し、大手企業の情報システム投資におけるさまざまなニーズに迅速に応えることで開始から1年をめどに10件以上の受注獲得を目指すという。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]