出会いの季節、春。マーケティング担当者にとっては、イベント・セミナーが目白押しという点で「出会いの季節」といえよう。しかし、「春ってちょっと憂うつ」と考えるマーケターも多いのではないだろうか?
セミナーの運営は過酷だ。申し込みフォームの作成、受講票の送信、当日の受付対応、顧客データベースの管理、セミナー資料のダウンロードサービス――と、少し書き出しただけでも膨大な業務量だ。しかも、手作業で業務を進めることが多く、運営ノウハウがどうしても属人化しやすい。担当者が休んだ日には、セミナー業務がストップしてしまうのだ。
また、セミナー開催の最大の目的は、集客段階で「見込み客」の人々を、参加後に「顧客」へと転換することにある。そのためには顧客データベースのメンテナンスと管理が欠かせない。メールマガジン購読者のデータベースと、資料請求者のデータベース、セミナー参加見込み者のデータベースが分散していては、見込み客に効果的にリーチできないことが明白だ。
あなたが使っているマーケティングツールは、特定の資料をダウンロードした人の中から、メールマガジンを購読していない人に向けて、セミナー案内のメールを送信できるだろうか?半日かけて人手でより分ければできる?それでは見込み客はいつまでたっても見込み客のままだ。
セミナー運営フローを効率化・自動化してコストを削減し、開催件数を増加させるコツはマーケターの多くが求めている。フォーム作成、データベース管理、メール配信、ウェブ管理を「ひとつのサービス」として提供して欲しいというニーズが増してきている。