#7:職場のコピー機は使わないようにする
転職活動のために今いる会社のコピー機を使用することで、倫理上の問題だけではなく、実質上の問題も引き起こされる。まず、履歴書の原本をコピー機に置き忘れるというリスクがある。また、コピー機が紙詰まりを起こした際に、コピー機内部に残っていたコピーを取り忘れるというリスクもある。
職場のコピー機を使用する際には、原本の回収を忘れないようにしてほしい。また、コピー機が紙詰まりを起こした際には、紙詰まりを解消した後、すべてのコピーが回収できたことを確認するようにしてもらいたい。
#8:書類の取り扱いに気を付ける
書類を郵送する必要がある場合、庶務担当者にその作業を依頼したりしてはいけない。書類は、自宅から送付するか、社外にある公共の郵便ポストに投函するようにすべきである。また、履歴書を机の上に放置しておかないようにするのはもちろんのこと、机の中に入れておくことも避けるべきだろう。自分の鞄の中に入れておき、可能であれば鍵をかけておくべきだ。
#9:面接は、できる限り仕事に影響が出ないような日時に設定する
面接のために職場を離れる必要が出てくることもあるかもしれない。そして、仕事の最中にそういったことをしなければならない場合、2つの問題が生じることになる。まず、職場から離れることで発生する実質上の問題がある。もう1つは、今の会社のために使うべき勤務時間を、他社の面接のために費やすという倫理上の問題である。
このため、あなたが代償を支払うことになるものの、休暇を取って面接に向かうというのが最善の策となる。会社を1日、あるいは半日休むことができるのであれば、そういった時間の使い道を誰かに説明する必要はないはずだ。せいぜい、ちょっとした用事があると告げるくらいだろう。1日、あるいは半日の休みの間に、複数の企業の面接を受けられるようにできれば最高だ。
あるいは、面接のある場所の近くに行く用事を考え出すのも良いだろう。例えば、今の勤務先の支社を訪問するというのも良いかもしれない。この場合、面接をその日の早朝に済ませ、支社での用事を終わらせた後、自社のオフィスに戻ることができるはずだ。あるいは、支社に3時か3時半ぐらいを目処に出かけ、用事を済ませた後で面接に向かうこともできるだろう。