セキュリティを強化する--Google Chromeのお勧めセキュリティ拡張機能10選 - (page 2)

文:Michael Kassner (Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子

2010-06-10 08:30

#5:RoboForm Online

 RoboForm Onlineもまた、オンラインパスワード管理ツール兼フォーム自動入力ツールである。この拡張機能を併せて紹介する理由は、LastPassが万人向けではないためである。TechRepublicのライターであるTom Olzak氏が、RoboForm Onlineの機能すべてを解説した素晴らしい記事を執筆している(英文)。この拡張機能は、パスワードをローカル環境で暗号化し、サーバにアップロードするという点でLastPassと同じである。

#6:Secbrowsing - plugin version checker

 拡張機能を使用するのであれば、Secbrowsing - plugin version checkerを使うべきだろう。一般のソフトウェアと同様に、拡張機能にもバグが存在している。拡張機能に存在する脆弱性が悪用されている状況については、筆者の最近の記事(英文)を参考にしてほしい。こういった状況があるため、Secbrowsing - plugin version checkerをインストールし、使用する拡張機能を常に最新のものにしておくのがよいだろう。

#7:SiteAdvisor for Chrome

 SiteAdvisor for Chromeは、ウェブサイトの安全性を報告してくれるサービスである。なお、筆者はフィッシングサイトについての記事(英文)でもこのサービスを紹介している。SiteAdvisor for Chromeをインストールすると、閲覧しているウェブサイトの評価がアドレスバーの右側にアイコンで表示されるようになる。また、疑わしいウェブサイトのロードを行わないようにするオプションも用意されている。

#8:Unencrypted Password Warning

 Unencrypted Password Warningはその名が示す通り、暗号化されていないパスワードに対して警告を発してくれる。また、クレジットカード番号が暗号化されずに送信されようとしている場合にも警告を発してくれる。この拡張機能は、HTTPSという言葉に馴染みがない、あるいはその言葉の意味を理解していないユーザーにとって有益となる。問題がある場合、ウィンドウがオープンし、問題の内容が表示されるようになっている。

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