ソニックウォール、IPS/FWとUTMで最上位機種--2800以上のアプリを分析

吉澤亨史

2010-06-11 12:05

 ソニックウォールは6月9日、侵入防止(IPS)/ファイアウォールの最上位機種「SonicWALL E-Class Network Security Appliance(NSA) E8500」と、中小規模企業向けの統合脅威管理(UTM)製品群の上位機種「SonicWALL Network Security Appliance(NSA) 2400MX」をラインアップに追加したと発表した。NSA E8500は今夏以降、NSA 2400MXは7月以降の製品出荷を予定している。

 NSA E8500は、大規模企業向けのハイエンドモデルとなる。世界的規模でのネットワークにダイナミックセキュリティを提供し、トラフィック情報を可視化し表示できるほか、ネットワーク侵入検出と防止機能を強力なアプリケーションインテリジェンスとコントロールで実現していることが特徴。暗号化の有無にかかわらず、2800種類以上のアプリケーションの分析と制御可能という。

 NSA 2400MXは、中小規模企業向け製品のハイエンドモデルになる。世界市場に対応する本社と支店のネットワークに、総所有コスト(TCO)を抑えながら迅速に導入できるという。動的セキュリティと柔軟なスイッチング機能で脅威に対抗するほか、独自のディープパケットインスペクション技術「SonicWALL RFDPI テクノロジ」とマルチコアハードウェア設計で多彩なセキュリティ機能をネットワークに影響することなく実現するとしている。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  2. ビジネスアプリケーション

    ITSMに取り組むすべての人へ、概要からツールによる実践まで解説、「ITSMクイックスタートガイド」

  3. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

  4. セキュリティ

    あなたの会社は大丈夫?--サイバー攻撃対策として必要な情報セキュリティの早分かりガイドブック

  5. セキュリティ

    いまさら聞けないPPAPの問題点、「脱PPAP」を実現する3つの手法と注目の"第4のアプローチ"とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]