1.Exchange Serverへの対応強化
WWDC 2010でも触れられていたとおり、Exchanger Server 2010のサポートと、複数のExchangeアカウントが利用可能になった。Exchange Serverサポートに対するニーズは変わらず高いことから、iOS 4における主要な新機能の1つともいえる。
2.セキュリティの強化
APIを整備したことにより、デバイスのパスコードを暗号化鍵として使用するデータ保護が可能になった。カスタムアプリケーションでも利用できる、統一的なデータ保護APIが新設されたことにより、iPhoneの紛失など不測の事態からデータ漏えいを防ぎやすくなった。
3.CardDAVのサポート
Snow Leopard Serverに収録されている「Address Book Server」と通信する手段として、CardDAVがサポートされた。CardDAVアカウントを追加することにより、連絡先などが記されたvCardファイルをディレクトリサーバを通じて交換できるようになった。
