現場での運用は
通常は私が全体の進行を管理するディレクターを担当し、機材担当とカメラ担当の3名で行っています。イベント規模が大きくなると、これらの役割を複数名で分担します。
ディレクターは公式Twitterアカウントでの実況も兼務しています。情報システム部の鶴村が中継機材のセッティングとスイッチングなどの運用を担当しています。社外会場での中継も多いので、現場ごとに新たな課題が出てきて苦労の連続です。特に準備時間があまりとれない場合は機材の設置だけで精一杯で、機器の接続や配信ソフトの調整が満足にできない場合が多いです。そのため最近では3時間前には会場入りしてセッティングを開始できるよう心がけています。機材の構成図は以下のようになります。


実施後は必ず振り返りを行い、「サイボウズLive」にチーム専用のグループを作成して次の中継に活かせるようノウハウを蓄積しています。ノウハウ以外にも、利用するネットサービスのアカウント情報をメモしたり、他社の中継を見て得た気づきや今後の配信スケジュールを共有しています。
社内向けには「サイボウズデヂエ」を使ってUstream配信依頼フォームを作り、中継日時や目的を事前に知らせてもらって重複の無いよう準備をしています。こうすることで、今後メンバーが入れ替わっても蓄積されたノウハウを引き継ぎ、円滑に配信業務を継続できるよう工夫しています。