ウェディング情報サイトから学ぶ「Google Analytics モバイルサイト版」活用術 - (page 4)

グーグル株式会社 アドセンスオンライン

2010-07-20 20:53

5.アドバンス セグメント

 上記にある新規ユーザーとキーワードの掛け合わせ分析など、特定の条件(例:新規ユーザーでコンバージョンを行ったことのあるユーザーなど)のデータを見るには、アドバンス セグメントを利用すると便利だ。

 A社では、アドバンス セグメントを利用して、「新規ユーザー」「既存ユーザー」や「コンバージョンを行ったことがあるユーザー」といったセグメントでの分析をしている。

 特に新規ユーザーの割合が7割以上というA社のサイトの場合、新規ユーザーをリピーターに変換することは大きな課題の1つとなっており、日々施策を考えているという。

AnalyticsとAdSenseの連携 アドバンス セグメントを利用すれば特定条件のデータ分析も容易だ ※クリックすると拡大します

 具体的には直帰率の改善、離脱ページの分析による不人気コンテンツの改善、また平均よりもリピート率の高いユーザーが何度も訪れるコンテンツへのナビゲーションを充実させる、といったことを実施している。

 このように、サイトの交通整理をする際にはアクセス解析のデータを根拠とすることが多い。

 Google Analyticsには、ページビューやユニークユーザー数だけではなく、30種類以上の指標がある。直帰率やサイト滞在時間などに加えてコンバージョンといった指標もあるため目標設定をしやすい。

 次回は、AdSenseユーザー向けのケーススタディと簡単なチェックをご紹介する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. クラウドコンピューティング

    生成 AI の真価を引き出すアプリケーション戦略--ユースケースから導くアプローチ

  2. セキュリティ

    セキュリティ担当者に贈る、従業員のリテラシーが測れる「情報セキュリティ理解度チェックテスト」

  3. セキュリティ

    マンガで解説、「WAF」活用が脆弱性への応急処置に効果的である理由とは?

  4. セキュリティ

    クラウドネイティブ開発の要”API”--調査に見る「懸念されるリスク」と「セキュリティ対応策」

  5. セキュリティ

    5分で学ぶCIEMの基礎--なぜ今CIEM(クラウドインフラストラクチャ権限管理)が必要なのか?

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]