5.アドバンス セグメント
上記にある新規ユーザーとキーワードの掛け合わせ分析など、特定の条件(例:新規ユーザーでコンバージョンを行ったことのあるユーザーなど)のデータを見るには、アドバンス セグメントを利用すると便利だ。
A社では、アドバンス セグメントを利用して、「新規ユーザー」「既存ユーザー」や「コンバージョンを行ったことがあるユーザー」といったセグメントでの分析をしている。
特に新規ユーザーの割合が7割以上というA社のサイトの場合、新規ユーザーをリピーターに変換することは大きな課題の1つとなっており、日々施策を考えているという。
具体的には直帰率の改善、離脱ページの分析による不人気コンテンツの改善、また平均よりもリピート率の高いユーザーが何度も訪れるコンテンツへのナビゲーションを充実させる、といったことを実施している。
このように、サイトの交通整理をする際にはアクセス解析のデータを根拠とすることが多い。
Google Analyticsには、ページビューやユニークユーザー数だけではなく、30種類以上の指標がある。直帰率やサイト滞在時間などに加えてコンバージョンといった指標もあるため目標設定をしやすい。
次回は、AdSenseユーザー向けのケーススタディと簡単なチェックをご紹介する。