Dellは、データ管理分野における競争力強化の一環として、ストレージ最適化技術を手がけるOcarina Networksを買収する。
買収は米国時間7月19日に発表されたが、条件については明らかにされていない。すでに「EqualLogic」ブランドの製品でストレージサービスを強化してきたDellは、長年のパートナーであるEMCのサービスに似た事業に参入しようとしている。EMCは2009年、NetAppとの争奪戦を制して、データ重複排除を手がけるData Domainを買収した。
Dellは特に、EqualLogic製品を補完するOcarinaのデータ重複排除機能に関心を抱いていることを強調した。同社は、圧縮や重複排除などのツールを利用して冗長なデータを減らすことにより、顧客が必要とするストレージ容量を低減し、結果としてコストを削減し効率を向上できるよう支援する計画だ。今回の買収は、2010年7月末までに手続きが完了するとみられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。