Google Analytics モバイルサイト版を効率よく使うための4つのFAQ - (page 3)

グーグル株式会社 アドセンスオンライン

2010-07-27 15:15

A3:「アドバンス セグメント」機能を活用する

 特定のユーザー群のデータを見るには、Analyticsの強みの1つでもある「アドバンス セグメント」の利用が欠かせない。ある条件を満たしているユーザーを指定することでそのセッション数はもちろん、どのページが一番が見られているか、どのトラフィックがもっともそのユーザー群を運んでいるか、などを見ることができる。

 Analytics右上の[アドバンス セグメント]の横にある[全セッション]をクリックし、[カスタム セグメントの新規作成]を選ぶと、作成画面が開く。ここで、[ディメンション][条件]そして[値]を選べば、セグメントができあがる。具体例をもとに、実際設定をご紹介する。

  • 例1:特性の機種(SH901iC)のみのユーザーをセグメントしたい場合
    ディメンション:OSのバージョン
    条件:完全一致
    値:SH901iC
  • 例2:特定のキーワード「チャペル」を検索したユーザーの情報をセグメントしたい場合
    条件:完全一致
    値:チャペル
  • 例3:あるPCサイトから流入したユーザーをセグメントしたい場合
    ディメンション:参照元
    条件:完全一致
    値:“PCサイトのドメイン名”

 このようにアドバンス セグメントを利用すれば、分析したいユーザーの切り分けができる。

アドバンス セグメント アドバンス セグメントを利用すれば、特定のユーザー群の行動を分析できる ※クリックすると拡大します

Q4:Google AdSenseで収益化を図っているが、AdSenseの設定を変えて、ユーザービリティーにどういった影響があるのかを確認したい。

A4:「比較」機能を使って、変更前後を比較

 モバイルサイトの場合、コンテンツに対する広告の割合がPCより大きい。そのため、AdSenseの設定を変えたことによるユーザービリティーへの影響を測定することをおすすめする。

 コンテンツページで「期間の比較」機能を用いて、変更がユーザーに与えた影響を見ることができる。コンテンツセクションで[上位のコンテンツ]を選択し、グラフ右下にある[比較]ボタンを選択する。

 豊富なデータとチーム内での共有・レポートに優れたAnalytics。ユーザーの動向を読み取り、新たな変更・改善を行うことでよりビジネスチャンスを広げるツールとして活用してほしい。

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