マイクロソフトとセールスフォース、特許侵害訴訟で和解

文:Ina Fried(CNET News) 翻訳校正:湯本牧子、長谷睦 2010年08月05日 10時09分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Microsoftは米国時間8月4日、クラウド型ソフトウェアを手がけるSalesforce.comとの特許侵害訴訟で和解したことを明らかにした。両社は互いに相手が保有する特許のライセンスを取得し、Salesforce.comがMicrosoftに未公表の額を支払うという。

 金銭的詳細は明らかにされなかった。

 Microsoftで副法律顧問を務めるHoracio Gutierrez氏は声明で「われわれは、Salesforce.comと今回の合意に達したことにより両社間の係争を終結できたことを喜ばしく思っている」とし、「Microsoftの特許ポートフォリオはソフトウェア業界では最も強力なものであり、過去数十年にわたってソフトウェアの革新を進めてきた成果と言える。本日の合意は、企業が相互の知的財産権を尊重しながら、市場でいかに精力的に競争できるかという点を示す一例となった」と述べた。

 MicrosoftがSalesforce.comを提訴したのは5月のことだった。Microsoftはこの際、特許侵害の疑いに関して1年以上前にSalesforce.comに通知したと述べていた。なお同社は、自社の特許を侵害したと考えられる他のオンラインソフトウェアメーカーにも通知したかどうかについては、コメントを避けた。だがMicrosoftは今回の声明で、同社が保有するオンラインソフトウェア関連の特許ポートフォリオが持つ力について言及している。

 一方のSalesforce.comは声明で「Salesforce.comは、この係争を過去のものにできることを喜んでいる」と述べたが、これ以上のコメントを拒否し、和解金額が同社の決算に重大な影響を及ぼすかどうかについても言及を避けた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
経営

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算