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XenClientのSynchronizerでバックアップ環境を構築する - (page 3)

田中俊光

2010-08-06 17:09

Synchronizerを使う

 Synchronizerの準備が完了したら、次にXenClient側の設定を行う。XenClientの管理画面右上の「System」アイコンからシステム設定画面を開き、Synchronizerの登録を行う。Synchronizerの登録が完了したら、バックアップを取りたい仮想マシンの詳細画面を開き、「Synchronizer」タブの「Upload」ボタンをクリック。Synchronizer側に登録する仮想マシン名とローカル側で使用する仮想マシン名を入力し、「Finish」ボタンをクリックすると、Synchronizer側に仮想マシンがアップロードされる。

システム設定画面の「Synchronizer」の項目で「Connect with Synchronizer」ボタンをクリック システム設定画面の「Synchronizer」の項目で「Connect with Synchronizer」ボタンをクリック。次の画面でSynchronizer仮想マシンのIPアドレスを指定して「Register」ボタンをクリックする。「Activation Id」は空白でよい※クリックで拡大画像を表示
ユーザー名として「admin」を入力 ユーザー名として「admin」を入力。画面の指示に従いControl+Alt+Backspaceキーを押すとパスワード設定ダイアログが表示される※クリックで拡大画像を表示
バックアップしたい仮想マシンの詳細画面を開く 管理画面の中央上部にある「View」アイコンをクリックして詳細表示モードに切り替え、バックアップしたい仮想マシンの詳細画面を開く※クリックで拡大画像を表示
Synchronizer側に登録する仮想マシンの名前を入力 Synchronizer側に登録する仮想マシンの名前を入力する。必要に応じて「Description」欄に説明文も入力できる※クリックで拡大画像を表示
ローカル側で使用する仮想マシンの名前を入力する ローカル側で使用する仮想マシンの名前を入力する※クリックで拡大画像を表示
アップロードの状況は、XenClientの管理画面だけでなく、Synchronizerのウェブインターフェースの「Activity」画面でも仮想マシンアップロード中の状態を確認できる アップロードの状況は、XenClientの管理画面だけでなく、Synchronizerのウェブインターフェースの「Activity」画面でも仮想マシンアップロード中の状態を確認できる※クリックで拡大画像を表示

 所要時間は環境に依存するが、テストに使用した環境ではサイズ7.73GBの仮想マシンの初回アップロードの場合で20分程度だった。2回目以降は差分バックアップとなるので時間は短縮される。

 同時にアップロード元の仮想マシンのコピーがローカル側に新しい仮想マシンとして追加されるが、この仕様は少々分かりづらいように思われる。通常はOSやアプリケーションのライセンス数の問題から、元の仮想マシンは削除し、追加された仮想マシンを使用することになるだろう。

 追加された仮想マシンはSynchronizerと同期を取るように設定されており、「Synchronizer」タブにバックアップやアップデート確認のスケジュールが表示される。ユニークなのは「Lease Time」(貸し出し期間)で、指定された期間(デフォルトは14日間)Synchronizerにアクセスしないと、その仮想マシンがロックされて使用できなくなるというものだ。不正利用の禁止などの用途に使用できるだろう。

「Synchronizer」タブでバックアップやアップデート確認のスケジュールを設定 「Synchronizer」タブでバックアップやアップデート確認のスケジュールを設定できるほか、タブ画面右上のアイコンをクリックして、バックアップやアップデート確認を即時実行することもできる※クリックで拡大画像を表示
Synchronizerに接続しないまま一定期間が経過すると、仮想マシンがロックされ、使用できなくなる Synchronizerに接続しないまま一定期間が経過すると、仮想マシンがロックされ、使用できなくなる。Synchronizerに接続すれば、ロックは解除される※クリックで拡大画像を表示

 Synchronizerから環境を復元するときは、管理画面左上の「Add VM」アイコンから「Download from Synchronizer」を選び、Synchronizer側に保存された仮想マシン名とローカル側で使用する仮想マシン名を指定すればよい。

「Download from Synchronizer」画面で保存されている仮想マシンを選択して環境を復元 「Download from Synchronizer」画面で保存されている仮想マシンを選択し、環境を復元する。「Restore VM from backup」を選ぶと任意の時点のバックアップから環境を復元できる※クリックで拡大画像を表示
ローカル側で使用する仮想マシン名を指定 続いてローカル側で使用する仮想マシン名を指定する。ダウンロードされた環境がこの名称の仮想マシンとして追加される※クリックで拡大画像を表示

 なお、仮想マシン環境のバックアップやスナップショットをローカル環境に作成する機能はサポートされていない。業務用の環境は会社のサーバに保存すればよいが、個人用の環境を簡単に保存する手段が用意されないのは残念だ。今後の改善に期待したい。

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