富士通、最新規格「LTO Ultrium 5」対応のテープライブラリを発売

ZDNet Japan Staff

2010-08-10 18:41

 富士通は8月10日、テープライブラリ製品「ETERNUS LT20」(LT20)、「ETERNUS LT40」(LT40)および「ETERNUS LT60」(LT60)に次世代LTOテープドライブ「LTO Ultrium 5」を搭載したモデルを発売した。LTO Ultrium 5は、カートリッジテープ1巻あたり3テラバイトのデータを格納でき、毎秒280Mバイトの高速転送が可能なテープドライブの最新規格だ。

 エントリーモデルのLT20は、1Uのスペースに8巻のカートリッジテープを搭載でき、最大24テラバイトのデータを格納可能。ミッドレンジモデルのLT40、LT60は、テープドライブを最大2台、カートリッジテープをそれぞれ24巻、48巻まで搭載でき、それぞれ72テラバイト、144テラバイトのデータを格納できる。また、1時間あたり2テラバイトのデータバックアップが可能という。

 サーバインターフェースはユーザーのシステムに合わせて、最大転送速度が毎秒6GビットのSAS、もしくは毎秒8Gビットのファイバチャネルから選択できる。非稼働時は、自動的にスリープモードに切り替えることができ、稼働時に比べ約45%の消費電力を削減できるという。そのほか、一度書き込まれたデータを変更しないWORM(Write Once Read Many)機能や、256ビットAESに対応した暗号化機能などにより、データセキュリティを確保できる。

 税別の販売価格は、LT20が105万2000円より、LT40が215万8000円より、LT60が301万6000円より。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]