編集部からのお知らせ
記事PDF集:官民意識のゼロトラスト
電子インボイスの記事まとめ

クラウドコンピューティングのAPI--標準策定が時期尚早である理由 - (page 3)

文:James Urquhart(Special to CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル

2010-08-26 07:00

  1. ベンダー4社が提供しているものが1つの標準になるのか。AmazonのEC2 APIとS3 APIは多くのベンダーや開発者が使用しているが、それらを実際に提供しているベンダーはAmazon、EucalyptusCloud.com、新興企業のNimbulaの4社だけだ。これらの製品(2つはオープンソース)がEC2 APIを狙うべき目標と見なしているのは印象的なことだが、先述した点に留意することも重要である。これらのプロジェクトが行ってきたのは、自らをAWSと機能面で互換性があると定義することだ。そうすることで、一部のワークロードには合うようになるが、ほかのワークロードにはそれほど向かなくなる。

     とはいえ、いかなる標準もどこかで策定作業を始めなければならない。したがって、少なくともフラットな構成でハイスケールなクラウド環境については、これが将来「必須」のAPIセットになるものの始まりであると見なすことも可能だ。しかし、1つ問題がある。Amazonには、このAPIを著作権に縛られず営利目的の再販が法的に可能なものにしようという動きは一切なかった。これら3社はすべて、ある意味で危険なことを行っている。

     幸い、大半の企業(すべてがそうである可能性もある)は比較的簡単に、AWS APIをほかの何らかのAPIオプションで置き換えることができる。だが、マーケティングの観点から見ると、その新しいAPIを新しい標準として売り込む作業をやり直さなければならないだろう。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

関連記事

特集

CIO

モバイル

セキュリティ

スペシャル

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]