SAPのSybase買収は「コンシューマライゼーション」に通じる - (page 2)

冨田秀継(編集部) 2010年08月25日 17時55分

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Sybaseのテクノロジを活用したモバイルアプリケーションの新たな利用シナリオとはどのようなものか?

 モバイル分野では現在、「ロケーション」(位置情報)が最も関心を集めている。多くの人が1カ所に集まっていることが分かれば、そこでイベントがあることが分かるだろう。そのイベントとロケーションに付随するデータをマッチングさせることもできる。

 数千人から数万人が東京ドームを目指して歩いていれば、ジャイアンツの試合があるのだな、ということが分かる。であれば、試合終了後はこのレストランがオススメとプッシュすることもできる。店側は、ジャイアンツが勝てば値段を下げるといったキャンペーンも迅速に展開できる。

 小売業でもロケーションを活用できる。「そこの角を右に曲がれば、私たちのお店がありますよ。今日はとても暑いから緑茶を100円で売っています」と、情報をプッシュしたらいい。

 加えて、現在位置だけでなく、過去の履歴を組み合わせた展開も考えられるだろう。

 ソリッドなモバイルテクノロジを実際に拡張して使えるようになる。また、モバイル以外の分野でも、Sybaseのデータマネジメントやアナリティクス(分析)のテクノロジがほしかった。これらの技術は、ビジネスインテリジェンスの「SAP BusinessObjects」を下支えするテクノロジとして活用できる。

モバイルアプリケーションの利用シナリオでは、クラウドからの提供も想定しているだろう。モバイル向けかどうかにかかわらず、SAPはクラウド(オンデマンド)分野にどのように取り組んでいるのか?

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