筆者のDVCS試用計画
筆者はTFSに失望させられている。これは出来の悪いツールなのだろうか?そんなことはまったくない。TFSには、ワークアイテムとチェックインを結び付る機能や、優れたレポート機能、ビルド管理機能といった、数多くの機能が搭載されている。しかし、ことバージョン管理という面においては、あまり良いツールとは言えないのである。最低でも週に1回は、チームの誰かがTFSに関する質問を投げかけてくる。そしてそれはユーザーの無知から生まれた質問ではなく、TFSの複雑さと、リビジョンモデルにおける直感性の欠如という問題に起因する質問なのである。
筆者はDVCSへの移行準備を整えている。近い将来、個人的なプロジェクトでGitかMercurialのいずれかを試用してみるつもりだ。もしもうまく行けば、仕事で使う可能性を探ることになるだろう。筆者が最近TechRepublic上で行った、バージョン管理に関するアンケートの結果や、それに対するコメントを見る限り、この方向に進もうとしているのは筆者だけではないようだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。