#4: Cairo-Dock
もしもあなたが、Mac OS Xのドックを気に入っているのであれば、Cairo-Dockも気に入るはずだ。この手軽なドックバーによって、さまざまなローンチャーやアプレットが追加できるようになるとともに、OpenGLエフェクトを用いた実行オプションが選択可能になる。また、テーマを選択することもでき、クリーンであり、実行もスムーズであるうえ、他のドックよりもずっと安定している。
#5: TopShelf
TopShelfは、GNOMEパネルの素晴らしいアプレットであり「棚」(shelf)に入れておいたファイルに迅速にアクセスできるようになる。具体的には、関連ファイル(まったく違ったディレクトリに格納されていても構わない)を選択し、このアプレットに追加することで、ファイルや、そのファイルが格納されているフォルダに即座にアクセスできるようになる。これは、さまざまな場所に格納されたファイルに迅速にアクセスする必要があるプロジェクトにとって素晴らしいツールとなるはずである。
#6: Tomboy
TomboyはGNOMEパネルにインストールされる簡単な付箋アプレットである。Tomboyでは、すべての付箋に目次から即座にアクセスでき、Wikiライクなリンクによって、他の人々も付箋を参照できるようになっている。現在、開発チームでは、Tomboyとあらゆるデスクトップオブジェクトがやり取りを行えるようにすることで、付箋の内容としてテキストやリンク以外のものを扱えるようにするという取り組みが行われている。
#7: KDE Plasmoid
KDE PlasmoidはKDEデスクトップに常駐する小さなウィジェットである。多くの人々はKDE 4.xが失敗作となり、Plasmoidの未来は閉ざされることになると主張していた。しかし、現実はそういった主張通りにはなっておらず、多くのPlasmoidは実際にデスクトップ機能を拡張し、ユーザーの作業効率を向上させているのだ。なお、筆者のお気に入りのPlasmoidとして、Twitter MicroblogやSuperKaramba、File Watcherを挙げておきたい。
#8: GNOME Do
GNOME Doは、使ってみればすぐにその良さが分かるツールの1つである。このツールは、デスクトップマシン上にあるファイルすべてを検索し、その結果に対して操作を実行することができるため、とても重宝するはずだ。また、このツールには電子メールやファイル、インスタントメッセージを送信したり、TwitterやFacebookを更新したりするためのプラグインも数多く用意されている。GNOME Doにできることはさまざまであり、できないことはないと言ってもよいほどである。