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慶應大学の研究開発プロジェクトでセールスフォースのクラウドサービスを採用

富永恭子(ロビンソン)

2010-10-19 20:07

 セールスフォース・ドットコムは10月19日、慶應義塾大学フォトニクス・リサーチ・インスティテュート(KPRI)が、内閣府最先端研究開発支援プログラムに採択された研究開発プロジェクトにおいて「Salesforce CRM Ideas」を導入したと発表した。同サービスは、関係者間の意見交換サイト構築に利用されているという。また、KPRIの研究開発領域の一つとなる、「光技術によるFace-to-Faceコミュニケーション産業創出」をテーマにしたプロジェクトに参画した民間企業とのビジネスコラボレーションにおいて「Salesforce Chatter」も導入されたとしている。

 KPRIは、2010年4月に慶應義塾大学理工学部理工学研究科の附属研究所として設立。「平成21年度内閣府最先端研究開発支援プログラム事業(FIRST)」に採択された研究課題で小池康博氏を中心研究者とする「世界最速プラスチック光ファイバと高精細・大画面ディスプレイのためのフォトニクスポリマーが築くFace-to-Faceコミュニケーション産業の創出」を遂行することを目的に、同研究開発に関わる資金の一元的管理を行い、中心研究者等への研究開発支援の全責任を負う機関。

 今回導入されたSalesforce CRM Ideasは、クラウド上のアイデア管理アプリケーション。これにより、組織や部門の壁を越えてアイデアの収集と投稿が行え、最良のアイデアの選出が行えるという。Chatterは、ステータス更新、リアルタイムフィードといったソーシャル機能を備えたコラボレーションアプリケーションとなっている。

 KPRIは、10月19日開催の「KPRI国際シンポジウム」を機に開設される意見交換サイトを、同サービスを利用して約3週間で構築。同日より同サイトの稼働を開始したという。約4カ月間開設されるこの意見交換サイトでは、KPRI国際シンポジウムの参加者を中心とする国内外の学術団体、民間企業の関係者500名以上から、KPRIが進める光技術(フォトニクスポリマー)を活用した各研究テーマに関する意見やアイデアが募集される予定だ。利用者は、研究テーマごとに、意見の投稿や、投稿されている意見へのコメントの書き込みなどが行え、これらの内容はリアルタイムに集計されるとしている。

 また、KPRIは、今回合わせて導入したChatterを東芝、ソニー、旭硝子、積水化学といった十数社の参画企業とのビジネスコラボレーションに活用。これにより、複数企業、団体の担当者が、関連する研究テーマに関して、円滑なリアルタイムコミュニケーションを促進することで、KPRIが目標とするFace-to-Faceコミュニケーション産業による10兆円市場の創出を目指していくという。

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